■2026年東京柏会総会開催報告
去る2026年7月4日(土)午後、台東区上野 1-13-6 東京新潟県人会館(ふれあいふるさと館)2Fホールにおいて、令和8年度の東京柏会総会を開催いたしました。
(当日の総会の状況は、Youtubeの「東京柏会公式チャンネル」 https://youtu.be/KFvAMjzGMnM の動画でご覧いただけます)
(要旨)
東京柏会2026年総会は、139人参加という大盛況。
蓮池薫さん、声高に「拉致問題、いまだ解決せず」と講演
東京柏会は7月4日午後、東京・台東区で総会を開催しました。北朝鮮に24年間拉致され、2002年に帰国した蓮池薫さん(高28)の特別講演もあり、近年では最多の139人参加(来賓含む)という大盛況。松岡あけみさん(高44)の初めてとは思えない見事な司会ぶりで、つつがなく進行しました。
まず一昨年会長に就任した声優の堀井正人さん(高28、芸名・堀井真吾)が「同期の蓮池薫君が講演活動などで超多忙のなか、ゲストとして出席することもあり、われわれの高28回だけでも30人近い出席があります」などと挨拶。来賓の櫻井雅浩・柏崎市長(高33)からは「柏崎生まれの民俗芸能で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている綾子舞は、来年3月にパリ公演を行います。また㈱インペックスの柏崎水素パークでは、国内初の水素による発電を開始しました」というニュースが。
さらに柏崎高校・夏見康彦校長、同じく来賓の土田新吾柏中・柏高同窓会長(高16)からご挨拶をいただきました。東京柏会の2025年度の収支報告と監査報告は拍手で承認され、柏崎市元気発信課の村山誉さんからは、例年どおりふるさと納税に関するお願いがありました。
特別講演は、蓮池さんによる「拉致問題の真相と今」。蓮池さんは、中央大法学部3年在学時の1978年夏、高校近くの中央海岸から何者かに拉致され、帰国するまでの24年間、北朝鮮での不自由な生活を余儀なくされました。帰国後、同大学に復学して卒業すると、著述家、翻訳家として活動するかたわら、08年からは新潟産業大学で教鞭を執り、現在は特任教授を務めています。講演では、
「面の皮の厚い北朝鮮は、"拉致問題は解決ずみ"とシラを切りますが、解決していないからこそ、われわれは運動を続けていくことが必要なんです」
と力説。拉致されたときの詳細から北朝鮮の目的、大韓航空機爆破事件の裏などを、工作員の名前を交えるなどで生々しく語り、北朝鮮が死亡したとされる拉致被害者についても、「北朝鮮が死亡したという時期のあと、私はその人と会っています。物的証拠もでたらめ」と、あからさまな嘘であることを論破。予定の1時間を過ぎても熱弁は続き、
「ずっとあの一族が権力を握っていて、それが続くかぎり北朝鮮の体制もずっと安泰。のらりくらりとかわしていくつもりですから、日本は"そうはさせない"とプレッシャーを与え続けなくてはいけない。そのために大事なのは、世論なんです」
と結びました。真剣な表情で聞き入っていた参加者の一人は、「時間に限りがありましたが、もっと話を聞いていたかったくらい。柏高の出身者なら、自分が拉致されていてもおかしくなかったんだ、という連帯感のようなものがあると思います」との声がありました。
後半は、関西柏会の中山眞会長(高20)の乾杯で懇親会がスタート。あまりに出席者が多いため、高28以降の"若手"は立食形式。各テーブルにはビール、ワイン、日本酒やさまざまなおつまみ、さらに協賛企業提供のスナック類が並び、あちらこちらで笑顔の歓談の輪が広がります。久しぶりの再会にそれぞれの近況を紹介し合ったり、情報交換をしたり。参加者の数に比例し、盛り上がりも例年以上でした。総会から懇親会への短時間のレイアウト変更に備え、事前に入念にリハーサルをした、というのは運営側の裏話です。
その後廣井敬(高30)、南波和彦(高33)両幹事が先頭に立ち校歌斉唱。新潟柏会の前田秀子会長(高28)の締めの挨拶、東京柏会・吉田弘道副会長(高23)の閉会の辞で盛況のうちに幕を閉じました。懇親会の時間が限られていたため、「まだ飲み足りない」という方々も多く、それぞれの期で2次会を催したようです。
なお、協賛企業の岩塚製菓、ブルボン、山崎製パンが、お土産として菓子類を提供くださいました。また、石橋地域振興総合研究所(代表:石橋將様[高31])から4色ボールペンを提供いただきました。ありがとうございました。一昨年の89名、昨年の104名から大幅に参加者が増えたのはうれしい限りです。皆さま、来年またお目にかかりましょう。25歳以下の方は参加無料ですので、若い同窓生の皆さんもお待ちしています!
熱っぽく語る蓮池薫さん
「拉致問題の真相と今」に真剣に聞き入る。写真後列右は櫻井柏崎市長、後列左は堀井会長
懇親会も大いに盛り上がりました